妄想の墓場

なんか思いついてもすぐに忘れるのでメモがわりに

少子化対策のカギは満員電車にある。

変わりない朝の通学時、満員電車に揺られながらふと思った。

 

 僕は普段、毎日同じ車両に乗る。いつもは2両目に乗っているのだが、先日その車両に乗った際、アホみたいにでかいリュックを背負ったオタク君に背骨を破壊されてしまった。そのような事態が再び起こるのを避けた僕は、気分転換の意味も込めて最後尾の車両に乗っていた。

 

 最後尾の車両と言えば、当然ホームの端であり、わざわざそこまで移動してくる人は少なく、必然的に車内もすいているだろうと思った。しかしそこに待ち受けていたのは人、ひと、ヒト......。悲しいかな、僕の淡い期待は残酷にも裏切られることとなった。

 

 コロナ禍で外出は自粛、食事会も自重という雰囲気の中でなぜ満員電車はOKなのか、それもこれもすべて辻本のせいだと憤りを覚えていたが、そんなとき気づいたことがある。

 

 思い返してみると満員でない電車に乗ったことのほうが稀である。特に、朝の通勤ラッシュ時において、満員でなかったことはない。ここで僕は一つの知見を得た。

 

 すなわち、朝の通勤ラッシュにおいて、電車の内積を満たすまで人口が増加しているのではないかということだ。

 

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膨張する人口

 皆さんはパーキンソンの法則をご存じだろうか。これは、「与えられた仕事の量は、その期限を満たすまで膨張する」というものだ。例えば、夏休みの課題が終わらないことである。これを、パーキンソンの法則に当てはめると「夏休み」という期間の大きさに合わせて「課題の量が増えている」ととらえることができる。

 

 この法則において、真に伝えようとしていることは「人間は与えられた資源を使い果たそうとする傾向があるので、組織はシンプルであるべき」ということだ。つまるところ、人間の「余裕があると調子に乗る傾向」を皮肉っているのである。

 

 ここで、この法則を朝の通勤ラッシュに当てはめると、「電車内の空間」という資源を使い果たすまで「人間が乗車してくる」となる。

 

 つまり、人が多いから満員電車になるのではなく、満員電車になるまで人は増え続けているのではないか、そして、この現象を利用することで減少傾向にある日本の人口を再生させられるのではないかと考えた。

 

 

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 国土交通省に提出されたデータによると、一般的な通勤型電車1両あたりの定員はおよそ140人らしい。そして、国内で最も混雑しているとされる東京メトロ東西線の乗車率はおよそ200%、つまり1両につき280人もの人が乗っているということになる。

 

 さすがにここまで混んでいるとキモ過ぎるので、乗車率を150%とし、車内を満たすように人口が増加すると考えると、1両増設するごとに人口は210人増加する。

 

 厚生労働省によると、令和元年の推定出生数は86,400人であるため、一日当たりおよそ2367人の子供が生まれている計算になる。しかし、この理論をもとに全国の鉄道会社が両数を増やしたならば、この数は十数倍にまで跳ね上がり、人口減少に関する諸問題を一挙に解決する手立てとなる。

 

 したがって、国は早急に鉄道会社との連携を密にし、これらの取り組みを実行すべきである。

 

 あ、密にしちゃダメかw なら満員電車も4ねやハゲ

 

 1月遅れのHappy April Fool 

 

僕を1限へ導く全てのものに災いあれ 

 

僕以外の全員1本早い電車乗れ、満員電車の不快さに勝るものなし。